ホームページ制作に必要なプログラミング言語は?

Programming

こんにちは。あっきーです。

1年半ほどフリーでWebエンジニアをやっています。

今回は「ホームページ作るには何の言語使えばいいの?」っていう話をしたいと思います。

プログラミング言語ってめちゃめちゃ多くて、何を使えばいいのかわからなくなりますよね。
HP制作でも、「これを使えば最低限出来る」というのと「実際に使う言語」は違ったりします。

ここまでHP制作の案件を何個かいただき、経験も積めてきたのでそれを踏まえてお話したいと思います。

HP制作で使うものは2通り

まず結論から。どっちか2つのパターンがあるかと思います。

  • PHPタイプ-> HTML, CSS, JS, PHP(特にWordpress)
  • React(Next.js)タイプ->HTML, CSS, React.js(Next.js)

どっちが良いとかはないのですが、この2パターンの特徴を解説していくので、それをもとに最終決定はご自身でお願いします!

前提として、HTML, CSS, Javascriptは理解しておく

まずこの3つの言語はセットで使えるようにしておいてください。
というのも、WebページがそもそもHTML, CSS, JSで作られているからです。

  • HTML -> テキストや画像を表示する
  • CSS -> 色、文字の大きさ、形など装飾をする & 整える
  • Javascript -> サイトに動きをつけたり、ボタンクリック時の動きを制御する

ここらを習得しないと先には進めないです。
難易度は低く、1,2か月あれば全然習得できるのでパパっと勉強しましょう。

パターン1: PHP(WordPress)を使ったホームページ制作

パターン1はPHPを使ったものです。特にHP制作ではWordPressを使うことが多いです。
WordPressは簡単に言うと、「Webサイトを作るうえで助けになる便利なツール」です。

これを使う理由は2つです。

  • ルーティングが簡単
  • Webページの修正、追加がしやすい
  • 親しみがあり、お客さんにとっても使いやすい

ホームページ制作ではコンテンツ管理が必要

ホームページは1ページだけではなく、複数ページがありますよね。
トップ、事業内容ページ、、お問い合わせページなどなど。

そして、何度も文章や画像を変更したり、あるいはブログを書きたいからページを追加しないといけない、ということが多々あります。

こういったページの修正や追加をWordPressでは楽々できます。

多くの個人、企業が使っている

また、WordPressは古くからあるので多くの人が使っています。
つまり、みんなにとって使いやすいツールってことです。

なので、お客さんが新規でHP作りたいという場合も、既存のHPを改修したいという場合も「WordPressでお願い!」となることが多いです。

となれば、WordPressを習得したほうが仕事も取りやすいです。

パターン2: React.js(Next.js)を使ったホームページ制作

次にパターン2ですが、これはReact.jsを使います。特にNext.jsを使うのがおすすめです。

React.jsは簡単に言うと、「JavascriptをWeb制作するうえで使いやすくしたもの」で
Next.jsは「React.jsをWeb制作するうえでさらに使いやすくしたもの」です。

これらを使う理由は

  • パフォーマンスが良い
  • 保守がやりやすい
  • モダンな言語で、他に応用も効く

WordPressと比べてパフォーマンスが良い

WordPressの欠点として、「パフォーマンスが悪い」というのがあります。
特にページの表示速度が遅く、検索順位が下がってしまう要因になってしまうので、HPで集客したいとなった場合に不利にはたらきます。

しかしReact.js、特にNext.jsはこれらの問題を解消しています(SSGという手法です)。
これについて話すと長くなるので気になる方はNext.jsの公式ページを見てください。

プログラムの設計的に修正がやりやすい

React.jsやNext.jsは書き方がある程度決まっていて、「コンポーネント設計」となっています。
これは、パーツごとにファイルを区切って、使うときに読み込んでいくという感じです。

例えばボタンを作りたいときに、「ボタン」というファイルを作って、ボタンを表示するだけのコードを描きます。
そしてフォーム画面でこのファイルを読み込んで表示させます。

こういう設計にしておくと、「ボタンの色を変えたい!」となった場合「ボタン」ファイルを修正するだけで、すべてのボタンを変更できます。

WordPressでももちろんこういう設計は可能ですが、やりにくいです。

歴史的に新しく、他の制作にも応用できる

React.jsやNext.jsは比較的新しい言語(フレームワーク)です。
つまり、今まであった欠点を補ったものとなっていたり、プログラミング界隈でもトレンドの言語です。

さらに、Wordpressはホームページを作るくらいしかできないんですが、ReactはWebアプリやスマホアプリなど、使える幅が広いです。

広がりを考えるとこちらの言語を使う方が良いですね。

ぶっちゃけ、「これやりたい」で選んでOKです

一応ポイントを整理しておくと

  • どっちも需要は高い
  • WordPressは比較的簡単
  • React.jsは難易度高めだけど、今後につながる

ぶっちゃけ、直感的に「こっちが面白そう!」ってほうを選べば大丈夫です。どっち選んでも仕事はできますし、作れるものは変わらないので。

参考までに、僕は最初はWordPressを使っていて、そのあとReact.js(Next.js)に移りました。

というわけで、ちゃちゃっと決めて勉強しましょう!

それでは、また。

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